Collection No. 53
甕棺の上甕 (弥生中期)
- 分類
- 土器・土製品
- 時代
- 弥生
- 遺跡名
- 藤崎1次
この土器は、弥生時代のタマネギを模したものではなく、大型の土器に遺体を納めて埋葬する「甕棺」に用いられた壺形土器である。上半分は割り取られ、上下逆にして用いられていた。甕棺は2個の土器で構成されることが多く、遺体の入るほうを「下甕」、蓋の役割をするほうを「上甕」と呼ぶが、この土器は、上甕として用いられていたものである。
Collection No. 53
この土器は、弥生時代のタマネギを模したものではなく、大型の土器に遺体を納めて埋葬する「甕棺」に用いられた壺形土器である。上半分は割り取られ、上下逆にして用いられていた。甕棺は2個の土器で構成されることが多く、遺体の入るほうを「下甕」、蓋の役割をするほうを「上甕」と呼ぶが、この土器は、上甕として用いられていたものである。