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「博多遺跡」が国指定史跡になります

【2023年10月21日】

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 国の文化審議会は、令和5年10月20日(金)に開催された文化財分科会(会長 佐藤信)で、「博多遺跡」(博多区上川端町)を国史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申しました。

 

この答申を受けて、官報に告示されると、正式に国指定史跡となる予定です。今回、国史跡に指定されるのは、旧冷泉小学校跡地で発見された石積遺構です。

 

 

この石積遺構は、11世紀後半(平安時代後期)、国内唯一の貿易拠点となった博多の港湾施設で、中世の国際貿易都市博多の起点となるものです。また、ここを発着した商人や僧侶などが、アジアとの交流により博多に伝えたモノや文化は、博多の歴史・文化の原点となるとともに、ここから国内各地に広がることになります。

 

詳細は、こちらの資料をご覧ください。