万葉歌碑(志賀島第7号歌碑)

万葉歌碑(志賀島第7号歌碑)

  • 1.歌碑
  • 2.歌碑遠景
「かしふ江にたづ鳴き渡る志賀の浦に
               沖つ白波立ちしくらし毛」(巻15・3654)

 志賀中学校の校門脇に建てられている。
 香椎の入り江に鶴が鳴いて飛んでいく。志賀の浦では沖に白波が立って、幾重にも押し寄せているようだ。という意味である。この歌は天平8年(736)の遣新羅使一行の一人が、途中筑紫に滞在しているときに、故郷のことを思い悲しみ、これからの旅程に苦悩して詠んだものである。
所 在 地 福岡市東区大岳4丁目 志賀中学校
時 代 現在

近隣の文化財

  • 近隣の文化財情報はありません。