那珂遺跡

【指定】市指定 【種別】史跡

那珂遺跡

  • 9224西から
  • 那珂遺跡
 稲作が始まった縄文時代晩期末の二重環濠集落跡。
 集落を囲む環濠は5m間隔で平行して走り、その平面形は長径160m、短径140mの円形になるものと考えられる。外側の濠は断面V字形で、幅5m、深さ1.8m、内側の濠は断面逆台形で、幅2m、深さ1m。濠内から夜臼式土器や石器が出土した。
 弥生時代初頭の環濠集落として板付遺跡、有田遺跡があるが、この遺跡はそれを一時期遡る。
指 定 市指定
区 分 記念物
種 別 史跡
所 在 地 福岡市博多区那珂六丁目316、317
時 代 縄文