諸岡遺跡

【指定】その他 【種別】埋蔵文化財

諸岡遺跡

  • 諸岡遺跡の甕棺
  • 右手にたくさんの貝輪をつけた人骨
  • 朝鮮系無文土器
  • 右手につけた貝輪(復元)

 筑紫通りに面した標高23mの丘陵とその周辺に営まれた先土器時代、縄文時代晩期、弥生時代前期末~中期、中世後半の複合遺跡。
 昭和47年からの発掘調査で、朝鮮系無文土器が出土する小竪穴や、貝輪や細形銅剣を副葬する甕棺墓など弥生時代の遺構・遺物が検出された。丘陵上には5基の円墳があり、八幡宮裏にその1基が現在も残る。また中世には地下式横穴墓が営まれていた。
 朝鮮半島との具体的な交流を示す朝鮮系無文土器は、この遺跡の発見を嚆矢として研究が進み、西日本各地にその出土例を見るようになった。

指 定 その他
区 分 埋蔵文化財
種 別 埋蔵文化財
所 在 地 福岡市博多区諸岡
時 代 旧石器、縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、南北朝、室町