福岡城整備基金(福岡みんなの城基金)
福岡市では、今後の福岡城整備のための資金として福岡城整備基金(愛称:福岡みんなの城基金)を設置し、ふるさと納税を活用して、皆様へ寄付等の協力をお願いしています。
いただいた寄付金は、福岡城を観光・集客の拠点とするため、主に歴史的建造物等の復元整備に活用します。
福岡城整備基金(福岡みんなの城基金)への寄附はこちらから!
ふるさと納税は、税の控除が受けられるほか、市外居住の方には、金額に応じて、福岡の特産品を進呈します。
詳細は、下記の「福岡市 ふるさと納税特設サイト」をご覧ください!こちらのサイトから(外部リンク)寄付が可能です。
芳名板について
1万円以上で、希望者される方全員に、城内の三の丸スクエアに芳名板を掲示しています。
三の丸スクエア 掲示状況
- ・1万円以上:通常版(高さ10㎝、幅5㎝)
- ・10万円以上:プレミアム版(高さ20㎝、幅9㎝)
芳名板イメージ
福岡城整備基金(福岡みんなの城基金)を活用した取り組み
潮見櫓復元に向けて
現在、福岡市では、福岡みんなの城基金を活用して、潮見櫓(しおみやぐら)の復元整備を進めています。
潮見櫓は三の丸の北西隅に位置していた櫓で、戦いのときに攻撃や防御の拠点となる建物でした。北側の唐津街道から見える場所にあったので、福岡城の建物の中でもよく知られた建物の一つだったことは想像できます。
「潮見櫓」の名前は、海を望むことができたからとも、海上監視の役目があったからとも言われています。
絵図に描かれた潮見櫓
明治時代になっても櫓の建物は残っていましたが、1908年(明治41年)に、同じく城内に残っていた花見櫓とともに博多区の崇福寺に移築されました。
潮見櫓は崇福寺の仏殿になり、福岡城の面影を残す建物として大事にされてきました。その後、長い年月の間に建物の痛みが目立つようになったので、1990年(平成2年) に建物は解体され、建物の瓦や柱は全て保管されてきました。
崇福寺に移築された潮見櫓
潮見櫓、復元中!
石垣の復元が終了し、建物の復元工事を、令和4年度から始めています。令和7年春には、その姿を私たちの前に現す予定です。建物が出来上がれば、かつてのように城の外から見える目印になり、新たな福岡城のシンボルとして皆様に親しんでもらえることと思いますので、ご期待ください!
潮見櫓復元図(イメージ)