2020年03月23日新市指定・登録の文化財について
令和2年2月14日(金)に開催された福岡市文化財保護審議会(会長佐伯弘次)において、福岡市指定文化財及び登録
文化財にすることが妥当である旨、答申された文化財について、本日告示が出されました。
1.福岡市指定文化財
(1)岸田遺跡出土品(きしだいせきしゅつどひん)79点
(有形文化財・考古資料)
福岡市早良区早良に所在する岸田遺跡より出土した出土品群79点。
早良平野における弥生時代中期前半までの青銅武器副葬例を知る重要な
資料。
(2)小呂島の祇園山笠行事(おろのしまのぎおんやまかさぎょうじ)
(民俗文化財・無形民俗)
福岡市西区小呂島に伝わる山笠行事。毎年7月15日に行われる。山笠が
市内の離島に伝わり,漁村の文化を反映する形で,独自の展開を遂げた
事例として重要。
2.福岡市登録文化財(民俗文化財・無形民俗)
(1)下和白大神神社の獅子廻り
(しもわじろおおみわじんじゃのししまわり)
(2)奈多高浜の獅子舞(なたたかはまのししまい)
(3)奈多西方の獅子舞(なたにしがたのししまい)
(4)奈多前方の獅子舞(なたまえがたのししまい)
(5)奈多牟田方の獅子舞(なたむたがたのししまい)
(6)今泉若宮神社の獅子祭り(いまいずみわかみやじんじゃのししまつり)
(7)紺屋町子供獅子祭(こうやまちこどもししまつり)
(8)鳥飼八幡宮子供獅子まわし(とりかいはちまんぐうこどもししまわし)
(9)高宮八幡宮獅子まつり(たかみやはちまんぐうししまつり)
(10)荒江櫛田神社の獅子まわし(あらえくしだじんじゃのししまわし)
(11)祖原獅子祭り(そはらししまつり)
7月に神社の夏越の祓の祭に併せて行われている。近世から近代にかけて
地域に定着、継承されてきた基礎的な民俗行事として重要。
詳細は添付ファイルをご覧ください。
【問い合わせ先】
文化財活用課
TEL 092-711-4862