福岡城跡
紹介文
豊前国中津12万石から筑前国福岡52万石に移封された初代藩主黒田長政が、慶長6年(1601)から7年がかりで築城した城で、舞鶴城ともいう。
現在、本丸、二の丸、東二の丸、南二の丸、三の丸で構成された内城を中心とした48万㎡が国指定史跡である。また、多聞櫓(重要文化財)、伝潮見櫓(県指定建造物)、下の橋大手門(同左)、祈念櫓(同左)、母里太兵衛邸長屋門(同左)、名島門(市指定建造物)が保存され、大天守台は展望台になっている。北側の堀は一部埋め立てられていたが、地下鉄工事により調査され、その一部(堀外壁石垣)が保存公開されている。
本丸から三の丸一帯が舞鶴公園として、市民の憩いの場となっている。また堀には県指定天然記念物のツクシオオガヤツリが自生する。城内には万葉歌碑があり、もとの平和台野球場付近では、昭和62年12月に鴻臚館(国指定史跡)が発見された。
*堀外壁石垣(住所:中央区赤坂1丁目1001)は毎週,土曜日・日曜日午前10時から午後5時まで公開。ただし年始年末(12月29日~1月3日)を除く。電話092-711-4666(文化財活用課)。
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https://gofukuoka.jp/
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