脚台付子持壺

Collection No. 29

脚台付子持壺 (古墳後期)

分類
土器・土製品
時代
古墳
遺跡名
高見古墳群A群2号墳

高見古墳群は住宅地造成のため、1970年に調査がおこなわれた。A群2号墳から出土した須恵器の広口壺は5つの小壺が肩部に付く子持壺で、脚台部を欠損する。胴部最大部にはつばをめぐらせている。頸部に2条と肩部に3条、櫛状施文具による斜行刺突文が施されている。肩部に付けられている小壺は3つが残っており、口径は約3.2センチ、高さは約2.7センチである。残存高30.2センチ、口径21.4センチ、胴径34.4センチ。