褐釉陶器四耳大壺

Collection No. 405

褐釉陶器四耳大壺 (16から17世紀)

分類
陶磁器
時代
中世近世
遺跡名
博多197次

タイ・アユタヤ北方70キロのメナムノイ窯で焼かれた陶器の四耳大壺。肩部に条線を巡らせ耳を張り付ける。赤褐色の胎土に黄褐色の釉が胴部下までかかる。戦国時代末から近世初頭にかけて大阪城下や堺、豊後府内、長崎などでも出土している。壺自体が商品として持ち込まれたのではなく、液体や粉末を入れたコンテナとして輸入されたものである。