
Collection No. 40
S字状口縁台付甕 (古墳初頭)
- 分類
- 土器・土製品
- 時代
- 古墳
- 遺跡名
- 博多102次
脚台がつく煮炊き用の甕で、口縁部が小さく「S」字状に屈曲する東海地域にみられる土器。器壁は非常に薄く、外面には深く鋭い櫛状工具によるカキ目がみられ、肩部に平行線文が施されている。製作技法や細部の形態・色調・焼成などの共通点から模倣品ではなく、東海地域からもたらされた搬入品であると考えられる。器高19.5センチ、口径12.2センチ、胴径17.6センチ。
Collection No. 40
脚台がつく煮炊き用の甕で、口縁部が小さく「S」字状に屈曲する東海地域にみられる土器。器壁は非常に薄く、外面には深く鋭い櫛状工具によるカキ目がみられ、肩部に平行線文が施されている。製作技法や細部の形態・色調・焼成などの共通点から模倣品ではなく、東海地域からもたらされた搬入品であると考えられる。器高19.5センチ、口径12.2センチ、胴径17.6センチ。