収蔵庫暗闇ツアー2021を行ないました
11月6日(土)に「収蔵庫暗闇ツアー」を行いました
参加者は、事前申込をいただいた12組36人。
「収蔵庫暗闇ツアー」とは、埋蔵文化財センターの収蔵庫や保存処理設備などを見学するいわゆる「バックヤードツアー」に、《薄暗い収蔵庫内の探検》と《そこで出会う発掘品に関する歴史クイズ》という要素を加えた体験型歴史学習イベントです。
今回は、①かめ棺[甕棺]→②いかり石[碇石]→③木器(保存処理設備)→④はにわ[埴輪]、というコースを設定。各ポイントでは動画と配布シートによる解説を行い、その他の質問には近くの弥生人(学芸員)がお答えしました。
事後のアンケートでは、
- かめ棺の数の多さにびっくりした。
- かめ棺にいろんな形があったり、中に人間の骨が入っていたりすることなどをはじめて知った。
- はにわにもいろんな形があることをはじめて知った。
- 収蔵庫が思ったより広くて驚いた。
- 暗やみが楽しかった。
- 解説が丁寧だった。
などのお声をいただきました。
普段見ることのできない資料や設備を間近に見ていただくことで、歴史に関する関心や知識を深めていただけたようです。遺跡や考古学を「もっと知りたい」「もっと見たい」というお声を多くいただきました。
福岡市埋蔵文化財センターでは今後も、発掘品や遺跡の魅力を皆様にお伝えするイベントを企画していきます。ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ポイント1 かめ棺(かん)ってなに?
ポイント2 いかり石ってなに?
ポイント3 木器(もっき)ってなに?
※真空凍結乾燥機(しんくうとうけつかんそうき)の前で解説動画を見ています。