草場古墳群

【指定】市指定 【種別】史跡

草場古墳群

  • 開口した石室
  • 草場古墳群
 叶岳が長垂山にのびる標高20~28mの丘陵尾根上に位置する草場古墳群は、方墳2基、円墳10基からなる古墳群である。昭和47年と48年、平成元年に発掘調査が実施された。
 6世紀から7世紀にかけての古墳時代後期に造られた古墳群である。1号墳は、一辺が17mの方墳で横穴式石室をもっている。円墳で最も残りのよい3号墳は径約14mで、内部主体は長さ4.5mの横穴式石室である。石室内から須恵器の他に武器の鉄刀、鉄鏃、装身具の切子玉、金環などが発見された。
 現在、1~4号墳が市指定史跡として保存されている。
指 定 市指定
区 分 記念物
種 別 史跡
所 在 地 福岡市西区生の松原3丁目51番地
時 代 古墳
所 有 者 福岡市