2021年10月08日「歴史の風~ふくおか文化財だより~」vol.35 2021年10月号を発行しました
今月号のラインナップ
○~食欲の秋~ 千年の時を超えて蘇る古の味 古代のチーズ「蘇(そ)」
鴻臚館の時代の料理を復元・アレンジする事業の一環として、「蘇」づくりを行いました。「蘇」は、発酵させないチーズのような食品で、薬や酒の肴として食された高級品でした。
記事では作り方を紹介しています。お家時間につくって、古代を感じてみませんか?
〇~食欲の秋?~ 博多区一行寺のシダレイチョウ
博多区・石堂橋からみえる一行寺のシダレイチョウをご存じでしょうか?
このイチョウはぎなんを実らせる雌株で、晩秋には葉が黄金色にかわり、川沿いにたつお寺の伽藍と調和して美しい景観をつくっています。
記事では明治初期に石堂橋の東側から撮影された古い写真も紹介しています。
お近くにお越しの際は、江戸時代の景観も想像しながら、眺めてみてくださいね!
〇~お城シリーズ~ 福岡城跡御掃除之者大作戦!
SNSで清掃ボランティアを募集し、福岡城跡の小中天守台の除草を行いました。
「御掃除之者」とは、城の清掃を任務とする実在した役職のことです。
作戦に参加すると文化財の解説も聞くことができます。
次回もSNSで告知しますので、お見逃しなく。
〇~お城シリーズ~ 名城復活にむけて-熊本城復旧事業への支援
多くの市民のからの寄付や関係機関が支援している、特別史跡熊本城跡の復旧事業についてご紹介します。(写真は熊本市教育委員会提供。)
〇~埋蔵文化財センターだより~ この石なあに?-第二の発掘
古代からアクセサリーとして用いられてきた玉類。
みかけは同じ緑色でも、成分を分析すると異なる石から作られたことがわかりました。
この研究の成果について、展示や講座でご紹介します。
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