旧母里太兵衛邸長屋門の現地説明会を開催しました

2015年05月30日旧母里太兵衛邸長屋門の現地説明会を開催しました

旧母里太兵衛邸長屋門(福岡県指定文化財)は福岡市内では数少ない武家屋敷長屋門です。

今年の4月に完了した長屋門の保存修理工事の成果を広く市民の皆様にご覧いただくため、現地説明会を2015年5月30日に開催いたしました。

当日はあいにくの雨にも関わらず、50名を超える方が説明会に参加されました。

見学会前には黒田藩傳柳生新影流兵法荒津会会長の母里市兵衛忠一さんによる演武が披露されました。

この日は通常非公開である長屋門の内部を特別に公開するということもあり、テレビ局の方も取材に来られていました。

福岡市の文化財担当者により,なぜ今回長屋門の保存修復工事するに至ったのか、そしてどのような工事を行ったかについて説明を行いました。

長屋門内部には強度などの関係上再利用できなかった建築当初の部材が保存されています。

説明会では当初材の保存と再利用といった具体的な工事の内容について説明しました。

長屋門現地説明会の当日配布資料は下のリンクからご覧いただけます。

また、三の丸スクエアの企画展示コーナーでも旧母里太兵衛邸長屋門の保存修理工事についてのパネル展示を行っております。ぜひご覧くださいませ。