嘉暦三年銘自然石梵字板碑

【指定】市指定 【種別】考古資料

嘉暦三年銘自然石梵字板碑

  • 嘉暦三年銘自然石梵字板碑
  • 日吉神社境内に立つ二基の板碑
 日吉神社(ひよしじんじゃ)社殿後方の西北隅に、2基の板碑が並んで建っている。右側の1基は高さ118cm。花崗岩自然石の頭部を山形に加工し、正面上部の径53cmの円相に金剛界大日如来の梵字を薬研彫りする。下部には嘉暦3年(1328)の造立年などを刻む。
銘文は
   嘉暦三
   年八月八日
   沙門青蓮
   覚霊□
 もう1基は高さ63.5cmの玄武岩製。正面上部の3つの円相に阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩を梵字で刻む。銘文はない。
副 称 附 自然石梵字板碑 1基
指 定 市指定
区 分 有形文化財
種 別 考古資料
所 在 地 博多区麦野六丁目14番4号
時 代 鎌倉
所 有 者 日吉神社

近隣の文化財