【指定】市指定 【種別】考古資料
貞和七年銘梵字板碑『筑前国続風土記拾遺』に「野石二ツ有、一ツは貞和七年妙行云々の文字梵字等有」と紹介されている。上部の円相にバク(釈迦如来)、アン(普賢菩薩)、マン(文殊菩薩)の釈迦三尊の種子が刻まれている。
「貞和七年辛卯四月十」「妙行」などの銘文が残る。貞和七年は北朝年号であり、観応の擾乱(1351~1352)で追われた、足利直冬方に属した「妙行」なる人物にかかわる供養塔と考えられる。
指 定 | 市指定 |
---|---|
区 分 | 有形文化財 |
種 別 | 考古資料 |
所 在 地 | 福岡市東区名島1丁目25-1 |
時 代 | 南北朝 |
所 有 者 | 宗教法人宗栄寺 |