枯野塚

【指定】県指定 【種別】史跡

枯野塚

  • 1.枯野塚
  • 3.哺川・芭蕉墓碑
  • 2.句碑

 松尾芭蕉辞世の句
   「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」
とその枕頭に傍していた弟子呑舟の書きとめたものを、元禄12年(1699)芭蕉の高弟向井(むかい)去来(きょらい)が博多に滞在したとき、郷土(箱崎)の俳人哺川に贈った。哺川は、この好意に深く感激し、折から博多に来た同じ芭蕉の高弟志太野坡に「芭蕉翁の墓」の碑名の揮毫を乞い、元禄13年(1700)この枯野塚を建立した。芭蕉追慕の墓碑(句碑)としては、全国的にみて最も古い部類に属し、俳譜史上価値が高い。

副 称

附 哺川墓、句碑、寄付碑

指 定 県指定
区 分 記念物
種 別 史跡
所 在 地 福岡市東区馬出5丁目228
時 代 江戸

近隣の文化財