筑前吉武遺跡出土品

【指定】国指定 【種別】考古資料

筑前吉武遺跡出土品

吉武遺跡群は、早良平野の中央を流れる室見川中流左岸に立地する旧石器時代から中世にわたる複合遺跡である。

 

その遺跡群の中にある吉武高木遺跡では、弥生時代前期末~中期初頭の甕棺墓7基・木棺墓4基より青銅製の武器や鏡、腕飾り、ヒスイ製の玉類など多数の副葬品が出土した。

 

特に、3号木棺墓(紀元前3世紀頃)の副葬品は、鏡・剣・玉がセットになっており、いわゆる三種の神器をほうふつとさせるものであった。その最古の事例ということで「最古の王墓」として注目を集めた。

 

これらの甕棺墓・木棺墓からの出土品および甕棺は、国の重要文化財に指定されている。

 

この遺物が出土した場所:やよいの風公園はコチラ
https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/yoshitaketakagi/

指 定 国指定
区 分 有形文化財
種 別 考古資料
所 在 地 福岡市早良区百道浜3-1-1(福岡市博物館)
時 代 弥生
所 有 者 文化庁

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