菊池神社
紹介文
祭神は菊池武時(きくちたけとき)・埴安命(はにやすのみこと)・大鷦鷯命(おおさざきのみこと)。菊池武時は肥後国の武士である。元弘3年(1333)、鎌倉幕府討滅に乗り出した後醍醐天皇の呼びかけに応じ、博多に鎮西探題北条英時を攻めて敗死した。当時の記録である『博多日記』によれば、探題館で討たれ、その首は館の犬射馬場に晒されたという。
近世にはすでに七隈に菊池武時の胴を埋めたという古塚の伝承があり、天保2年(1831)菊池氏の子孫城武貞が墓碑を建立、翌年戦没後500年祭を挙行した。明治2年神殿・拝殿建立。馬上の武時の首が落ちたところが六本松の首塚、胴が落ちたのが七隈の胴塚という伝えもあり、首塚と伝えられた旧鳥飼村馬場頭(中央区六本松三丁目)にも菊池霊社が建っている。
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