発掘最前線

那珂八幡古墳の現地説明会を開催しました!

【2019年02月19日】

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2月16日(土曜日)に福岡市博多区の市指定遺跡・那珂八幡古墳の現地説明会を開催しました。当日は寒い中、250名の方が来場し、福岡平野最古の前方後円墳の墳丘を興味深く見学していました。

今回の発掘調査は、すでに削平されていた前方部の確認を目的としたもので、これまで不明確だった前方部の形状や規模がより明確になりました。古墳の全長が86.0~86.4mになることが初めて確認され、古墳が後円部径と前方部長の比率が8:5で、北部九州に多い類型に近いこともわかりました。

詳しい調査の内容については、添付の現地説明会資料をご覧下さい。

 

※発掘調査は終了しています。調査地点は埋め戻して保存されています。

当日は寒い中、大勢の方にお越しいただきました。ありがとうございました。

担当者による、熱のこもった解説が続きます。(前方部の形の説明)

以前の調査で出土した古墳築造時の土器も展示し、皆さんに御覧いただきました。