奈多の祇園祭
紹介文
福岡市東区奈多に座す志式神社は、火明神(ほのあかりかみ)、 豊玉姫神(とよたまひめのかみ)、十城別神(そきわけのかみ)等6柱の神々を祭神としている。
毎年7月19日と20日には祇園祭が行われ、境内にある農村舞台「奈多の志式座」(市指定有形民俗文化財)で、芝居が奉納されている。起源については、天明4年(1784)に疫病と飢饉の退散・平癒を祈願したところ、効験著しく、その報賽として芦屋の大蔵組を呼んで「おどり」を奉納したことが始まりと伝えられる。これ以後、「万年願」として一年も欠かすことなく「おどり」の奉納がなされてきたという。
伝統的な祇園祭は、旅まわりの一座による奉納芝居が中心であったが、現在は、前方・西方・牟田方、高浜の奈多4町内の人々も参加する祭りとなっている。演目は地域の人たちによる踊りの披露のほか、旅まわりの一座による「三番叟」と、人情ものの芝居などがある。
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