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新たに国の重要文化財に指定、登録される文化財について

【2019年03月18日】

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 平成31年3月18日(月)に開催された国文化審議会文化財分科会(会長 佐藤信)において,福岡市に所在する2件の

美術工芸品を重要文化財に指定,1件の建造物を国登録有形文化財に登録することが妥当である旨,答申がなされまし

た。

 1 重要文化財(美術工芸品)の指定

(1) 金錯銘大刀(きんさくめいたち) 一口(考古資料)

 

 西区所在の元岡古墳群G 群6号墳から出土した金錯銘大刀〔通称:庚寅銘

大刀(こういんめいたち)〕は,刀身の棟に19字が金象嵌されています。国内

で暦が使われた最古の例となる可能性もあり,学術的に非常に価値が高いも

のです。

(2) 木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)

  快成(かいじょう)作 一軀(彫刻)

 

  博多区の萬行寺(まんぎょうじ)が所蔵する仏像です。仁治3年(1242)

に仏師快成により制作された,鎌倉時代の阿弥陀如来像の典型例として,その

美術史上の価値が高く評価されたものです。
 

2 国登録有形文化財(建造物)の登録

(1) 料亭満佐主屋棟(りょうていまさしゅおくとう)ほか4棟

 

 博多区中洲に所在し,昭和29年に建設されました。各客室は異なる趣向の

意匠で整えられ,上質な新興数寄屋(すきや)の料亭建築として評価された

ものです。

 

詳細は添付ファイルをご覧ください。

【問い合わせ先】

文化財活用課

TEL 092-711-4862