【2020年7月30日】
今回は,「夏」をテーマにお届けします。
夏に箱庭(はこにわ)を飾る風習があるのをご存じですか?
江戸時代,お盆の時期に,砂を敷いた箱に人形などを飾り付けた箱庭を披露する風習がありました。
博多でも戦前まで「池灯籠(いけどうろう)」と呼ばれる箱庭飾りが行われていましたが,現在では見られなくなりました。
しかし,東区の箱崎とその周辺には,池灯籠の風習と箱崎の地蔵信仰が結びついた行事「人形飾り」が,今に伝わっています。(今年は新型コロナウイルスの影響で「人形飾り」のお祭りは開催されませんでした。)
今年の夏は,おうちで箱庭づくりにチャレンジしてみませんか? 夏休みの自由研究にぴったり!! 作り方は歴史の風8月号をご覧ください! オリジナル箱庭を作ったら #福岡市の文化財 をつけてSNSに投稿してね!
○博多の箱庭の世界 博多遺跡群第213次調査で出土した箱庭飾り。
○箱崎「人形飾り」 箱庭づくりにチャレンジ!!
○板付遺跡復元水田で稲作 水を制する者はタニシ!?を制する
○埋蔵文化財センターだより 夏の定番?弥生時代の小さなウリ
パソコン閲覧用データはこちらからダウンロード→→
印刷用データはこちらからダウンロード→→