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嶋井家文書が国の重要文化財に指定されました

【2023年07月03日】

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戦国時代から桃山時代にかけて全国的に活躍した博多の豪商・嶋井宗室(しまいそうしつ)を輩出した、嶋井家に伝来した古文書群が、2023年6月27日に国の重要文化財(美術工芸品)に指定されました。

 

宗室に宛てられた織田信長・豊臣秀吉・大友宗麟・千利休・古田織部などとの、茶の湯を介した親密な交流を示す手紙や、江戸時代初期の朱印船貿易に関する投銀証文(海外貿易船への貸付証文)など、政治・経済・文化史に関する学術的価値が非常に高いものです。

 

福岡市博物館では、今回の指定を記念して、2023年9月5日(火)~11月5日(日)に「嶋井家文書の世界」と題した企画展を開催します。