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「ミニふくおか2015」において考古学の授業を行いました

【2015年09月01日】

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平成27年8月26日(水)、27日(木)の両日、中央区薬院の福岡市九電記念体育館で「子どもがつくるまちミニふくおか2015」が開催されました。その会場内の「ミニふく大学」のブースで「考古学ってなんだろう」をテーマとした授業を埋蔵文化財調査課職員が講師となって行いました。会場には考古学や歴史に興味のある子どもたちが来場し、講師の話に耳を傾けていました。

授業の内容は、まず遺跡や発掘調査が意外に身近であることにはじまり、市内の発掘調査の様子や遺跡を写真等で解説しました。続いて、考古学の基本であるモノの移り変わりを現代の携帯電話を例に説明した上で、実際に遺跡から出土した3種類の土器を手に触れながら、その変遷を子どもたち自らが考えました。

はじめて土器に触ってその質感を体感した子どもたちは、歴史の長さや重要性を感じとり、身近にある考古学や遺跡、出土品に関心を抱いてくれたようで、盛況のうちに2日間の授業を終えました。

写真を使っての授業の風景

土器を手に触れながら説明を聞く子どもたち

「3つの土器はいつの時代のものか?」

さまざまな意見が出されました

子どもたちでにぎわう会場内の様子