曲渕水源地水道施設(曲渕ダム)

紹介文
大正5年(1916)に着工し、12年(1923)に竣工した福岡市初の上水専用ダム。重力式コンクリート造で、外面は御影石の練石積みとする。
昭和6年(1931)から9年(1934)には、早くも拡張工事がおこなわれ、有効貯水量はほぼ倍増した。また、この際におこなわれた漏水防止工事は、セメントガンによる施工として、国内初の試みであった。
堰堤高45.0m、堤頂長161m、総貯水量260万トン。
堤頂は開放され、堰堤前面は公園として憩いの場となり、山間に優美な姿を覗かせている。
平成20年度に曲渕水源地水道施設として市の有形文化財に指定されている。
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