銅造誕生釈迦仏立像


指 定 | 市指定 |
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区 分 | 有形文化財 |
種 別 | 彫刻 |
所 在 地 | 福岡市東区箱崎2丁目10ー20 |
時 代 | 奈良 |
所 有 者 | 宗教法人 天満宮 |
紹介文
誕生仏とは釈迦誕生時の、「天上天下唯我独尊」の言葉を形象化し、右手で天を指し、左手で地を指す姿をとる。また釈迦誕生を祝う4月8日の灌仏会も7世紀から行われている。
銅像鍍金で総高は9.2cmであり、台座は後補である。上半身は裸形で、頭部頂よりほぞまで一鋳である。裳は、正面は膝上まで、背面は蓮肉につくまで長くなっている。
伝来の由来は不明であるが、飛鳥~平安時代の誕生仏遺品は九州でも数体を数えるに過ぎず、仏教信仰の広がり・定着など、仏教受容のあり方を伝える誕生仏である。
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