永和三年銘梵字板碑
指 定 |
市指定 |
区 分 |
有形文化財 |
種 別 |
考古資料 |
所 在 地 |
福岡市東区箱崎2丁目10-20 |
時 代 |
南北朝 |
所 有 者 |
宗教法人天満宮 |
紹介文
通称箱崎天満宮の境内にある。板碑は玄武岩製で高さ61cm。正面上部に三つの円相があり、上にキリーク(阿弥陀如来)、右にサ(観世音菩薩)、左にサク(勢至菩薩)の阿弥陀三尊を梵字で表す。下部には永和三年(1377)等の銘文が残る。今川貞世(了俊)が応安4年(1371)に九州探題として下向後、南朝年号使用の板碑は確認されておらず、本板碑は最初に北朝年号を使用したものであり、市域における南北朝時代の政治情勢を示す重要な資料である。
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