文化財情報検索

建徳銘梵字板碑 東区

印刷する

3.板碑
指 定 市指定
区 分 有形文化財
種 別 考古資料
所 在 地 福岡市東区箱崎1丁目22-1
時 代 南北朝
所 有 者 宗教法人筥崎宮

紹介文

 本板碑は筥崎宮の本殿脇にあり、地上高53cm、中央幅52.5cm、厚10.9cmの玄武岩製である。
 上部にキリーク(阿弥陀如来)、サ(観世音菩薩)、サク(勢至菩薩)の阿弥陀三尊の種子を刻み、4行の銘文には「右造立如件」、「尼妙正」、「仍為法界」、「建徳二八月」とあり、建徳年(1370~1371:南朝年号)の造立であることがわかる。神仏混淆を伝える板碑として貴重な遺品である。

その他の写真

地図

近隣の文化財

  • 1 筥崎宮の禁断碑 東区

    2.禁断碑 1
     筥崎宮本殿の北側に据えられている、花岡岩製の六角柱の碑である。地上高128.9cm。下底部経36cm、上部経31.3cm、各面の幅は平均16.6cmで...
    詳細を見る
  • 2 南懐仁の大砲 東区

    1.南懐仁の大砲
     筥崎宮の回廊に置かれている青銅製の大砲で、砲身長328cm、口径13.4cmである。銘文より中国清朝の康煕28年(1689)製作で、フェルディナンド=...
    詳細を見る
  • 3 石燈籠一基 東区

    1.石灯籠(南から)
     本殿に向って右側に立っている。花崗岩製で、笠、火袋、中台、基礎など、全体の基本となる各部は六角形に作る。  鎌倉時代の石燈籠に見るよう...
    詳細を見る
  • 4 筥崎宮 東区

    2.楼門と筥松
     筥崎宮は応神天皇・神功皇后・玉依姫命を祭神とし、延長元年(923)、穂波郡大分八幡宮から移設されたのが創建とされる。神功皇后は応神天皇を生...
    詳細を見る
  • 5 筥崎宮神幸行事 東区

    3.氏子地域巡幸
     筥崎宮の御神幸は、放生会の期間中に、隔年(西暦奇数年)9月12日から14日にかけて執行されている。古くは博多夷町の頓宮まで、海上渡御の御神幸...
    詳細を見る
  • 6 筥崎宮鳥居 東区

    1.一の鳥居(西から)
     この筥崎宮の一の石鳥居は、最も多い明神鳥居の一変形で、黒ずんで荒い肌を見せている石材は、肥前鷹島(現長崎県)の産である。柱に「于●慶長第...
    詳細を見る

近辺情報

時代別検索

エリア・マップ検索

種別検索

キーワード検索

  • クリア
  • 検索
カテゴリーの紹介
建造物
絵画
彫刻
工芸品
書跡・典籍・古文書
考古資料
歴史資料
無形文化財
無形民俗文化財
有形民俗文化財
史跡
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区
選定保存技術
埋蔵文化財
その他