福岡市の文化財

指定	その他
所在地	福岡市東区箱崎６丁目
時代	現在
所有者	将軍地蔵教会

紹介文

　元寇防塁の南約400ｍ、ＪＲ鹿児島本線の西側にある地蔵堂である。寛永８年（1631）に二代福岡藩主黒田忠之が建立し、明治42年、九州大学工学部が建設される際、この地に移転したが、平成17年に区画整理事業に伴い隣接する現在地に再度移転した。
　この堂に鎮座する石造地蔵菩薩坐像は、高さ162.5cm、像高80.8cm、台座から光背まで花崗岩の一材から彫りだされる。小松（平）重盛が育王山（中国浙江省の山で巡礼地）に砂金を送り、その帰船にこの菩薩像を乗せてきた、との言い伝えがある。境内の板碑群とともに県指定文化財（彫刻）となっている。

近隣の文化財

1 石造地蔵菩薩坐像

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2 石造九重塔（相輪欠）

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3 旧九州帝国大学工学部本館

昭和5年（1930）に建設された、鉄筋コンクリート造3階地下1階建の校舎。施工は、清水組（現清水建設）。設計は、倉田謙、小原節三。 ...
4 旧九州帝国大学正門及び塀

大正3年（1914）に建設された、総延長41ｍの煉瓦造りの門柱および、コンクリートブロックと煉瓦で造られた塀。施工は鴻池組。設計は、倉田謙の...
5 旧九州帝国大学本部建築課棟

大正14年（1925）年に建設された、煉瓦造2階地下1階建の建物。施工は、佐伯工務所（現佐伯建設）。設計は、倉田謙。同じく、...
6 旧九州帝国大学本部事務室棟

大正14年（1925）に建設された、煉瓦造地上2階建の建物。施工は、佐伯工務所（現佐伯建設）。設計は、倉田謙。大正12年に焼失...