拾六町ツイジ遺跡
紹介文
城原小学校の建設前の発掘調査によって、弥生時代から中世の水利施設や水田跡などがみつかった。水田跡は古墳時代(5世紀)、奈良時代から平安時代(8~9世紀)、鎌倉時代(13世紀)の遺構の残り具合が良く、当時の足跡などもみつかっている。
出土遺物では、弥生時代から古墳時代の農具などの木製品や漁ろう用の重りが多量に出土しており、生業に関わる道具の移り変わりが明らかになった。また、弥生時代初期(2500年以上前)の資料として貴重な、文様装飾がある漆塗りの腕輪などもみつかっている。
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