旧九州帝国大学正門及び塀
紹介文
大正3年(1914)に建設された、総延長41mの煉瓦造りの門柱および、コンクリートブロックと煉瓦で造られた塀。
施工は鴻池組。設計は、倉田謙の可能性が高いとされている。
大正13年にキャンパス用地の拡大に伴い、 門衛所と共に現在地に移築された。石材と赤煉瓦の組み合わせや門柱頂部の花崗岩の笠木など古典主義の影響を色濃く受けており、その意匠性は非常に高い。
なお、門柱柱頭に付属の照明器具と塀の鉄柵は、令和4年度の耐震補強工事の際に取替られたものであり、登録範囲外である。
九州大学箱崎サテライト(旧箱崎キャンパス)に現存する4棟の建造物も、国登録有形文化財である(令和5年2月登録)。
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