文化財情報検索

旧九州帝国大学正門及び塀 東区

印刷する

指 定 国登録
区 分 有形文化財
種 別 建造物
所 在 地 福岡市東区箱崎6丁目10−1
時 代 大正
所 有 者 国立大学法人九州大学

紹介文

大正3年(1914)に建設された、総延長41mの煉瓦造りの門柱および、コンクリートブロックと煉瓦で造られた塀。

施工は鴻池組。設計は、倉田謙の可能性が高いとされている。

 

大正13年にキャンパス用地の拡大に伴い、 門衛所と共に現在地に移築された。石材と赤煉瓦の組み合わせや門柱頂部の花崗岩の笠木など古典主義の影響を色濃く受けており、その意匠性は非常に高い。

なお、門柱柱頭に付属の照明器具と塀の鉄柵は、令和4年度の耐震補強工事の際に取替られたものであり、登録範囲外である。

 

九州大学箱崎サテライト(旧箱崎キャンパス)に現存する4棟の建造物も、国登録有形文化財である(令和5年2月登録)。

その他の写真

地図

近隣の文化財

  • 1 旧九州帝国大学工学部本館 東区

    昭和5年(1930)に建設された、鉄筋コンクリート造3階地下1階建の校舎。 施工は、清水組(現 清水建設)。設計は、倉田謙、小原節三。  ...
    詳細を見る
  • 2 旧九州帝国大学本部建築課棟 東区

    大正14年(1925)年に建設された、煉瓦造2階 地下1階建の建物。 施工は、佐伯工務所(現 佐伯建設)。設計は、倉田謙。   同じく、...
    詳細を見る
  • 3 旧九州帝国大学本部事務室棟 東区

    大正14年(1925)に建設された、煉瓦造地上2階建の建物。 施工は、佐伯工務所(現 佐伯建設)。設計は、倉田謙。   大正12年に焼失...
    詳細を見る
  • 4 旧九州帝国大学門衛所 東区

    大正3年(1914)に建設された、煉瓦造平屋建の建物。 施工は、鴻池組。設計は、倉田謙。   箱崎サテライト最古の建造物であり、歴史...
    詳細を見る
  • 5 勝軍地蔵堂 東区

    1.勝軍地蔵堂
     元寇防塁の南約400m、JR鹿児島本線の西側にある地蔵堂である。寛永8年(1631)に二代福岡藩主黒田忠之が建立し、明治42年、九州大学工学部が...
    詳細を見る
  • 6 石造地蔵菩薩坐像 東区

    2.石造地蔵菩薩坐像
     地蔵菩薩は、釈迦入滅の後、弥勒仏が出現するまでの間、五濁(ごじょく)の世に出現し、六道の衆生を救済する菩薩とされており、外部の災難から人...
    詳細を見る

近辺情報

時代別検索

エリア・マップ検索

種別検索

キーワード検索

  • クリア
  • 検索
カテゴリーの紹介
建造物
絵画
彫刻
工芸品
書跡・典籍・古文書
考古資料
歴史資料
無形文化財
無形民俗文化財
有形民俗文化財
史跡
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区
選定保存技術
埋蔵文化財
その他