筥崎宮拝殿
副 称 |
桁行4間 梁間1間 一重 切妻造 檜皮葺 附 棟札1枚 再興天明七年五月の記がある |
指 定 |
国指定 |
区 分 |
有形文化財 |
種 別 |
建造物 |
所 在 地 |
福岡市東区箱崎1丁目22-1 |
時 代 |
室町 |
所 有 者 |
宗教法人 筥崎宮 |
紹介文
本殿同様に天文15年(1546)年、大内義隆が建立したものである。宗像神社と同じく本殿の正面中央部にT字形をなして接し、妻を正面とした切妻造で、四方何らの仕切を設けず、四方吹き放ちになっている。構造は極めて簡素であるが、手法は雄大で、蟇股・虹梁等の絵模様は優秀で、室町末期の手法を残している。
地図
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