銅造日蓮上人立像
紹介文
明治25(1892)年4月起工式が行われ、明治37(1904)年に完成、同年11月8日除幕式が行われた。
製作を引き受けたのは岡倉天心(1862~1913)、その図案懸賞には明治27年に同校を卒業する下村観山(1873~1930)のデザインが一等賞を受け(その図案が採用されたか否かは不明)、原型(木型)製作を木彫科初代教授竹内久一(1854~1921)、鋳造を同校鋳金科教授岡崎雪声(1854~1921)が行った。
しかし、結局東京での鋳造は頭部と両手首のみで、本体部の鋳造は佐賀藩の御用鋳物師の伝統をもつ佐賀市の谷口鉄工所で行われた。
像高は10.6mで、奈良の大仏(14.87m)、鎌倉の大仏(11.44m)に次ぐ、建造当時は国内第三位の巨大青銅像だった。
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