銅造菩薩坐像
指 定 | 市指定 |
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区 分 | 有形文化財 |
種 別 | 彫刻 |
所 在 地 | 福岡市東区大字志賀島813 |
時 代 | 南北朝 |
所 有 者 | 宗教法人 荘厳寺 |
紹介文
臨済宗東福寺派の禅宗寺院である蓮台山荘厳寺(承天寺末)に安置されている、蝋型による一鋳造の像である。総高は37.2cmで、被熱により両肘から先と頭頂の髻および蓮台下部を欠損している。
宝冠には繊細な文様を施し、胸には瓔珞をつけた胸飾りをつけ、裙の結び紐などに高麗仏の特徴が認められる。
本像伝来の経緯は明らかでないが、中世に博多承天寺が頻繁に対外交易を進めたことを考えると、対外交流史の一端として捉えることが可能であろう。
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