福岡市の文化財

　天台宗向春山宗栄寺の墓所に所在する。玄武岩製の板碑で、高59cm、中央幅34cm、厚さ11.3cmである。
　上部の円相にキリーク（阿弥陀如来）、サ（観世音菩薩）、サク（勢至菩薩）の阿弥陀三尊の種子が刻まれている。
　「應永」（1394～1427）の紀年銘が残る。

1 貞和七年銘梵字板碑

　天台宗向春山宗栄寺の墓所に所在する。玄武岩製の板碑で、残存高41.5cm、最大幅23.5cm、厚さ8.7cmである。　『筑前国続風土記拾遺』に「野石...
2 明徳庚午歳銘梵字板碑

　天台宗向春山宗栄寺の墓所に所在する。玄武岩製の自然石板碑で、高49.5cm、中央幅23.8cm、厚さ14.3cmである。　『筑前国続風土記拾遺』に「一...
3 名島城跡

　戦国時代天文年間（1532～1555）に立花城主立花鑑載が支城として築造したといわれ、のちの天正16年（1586）から慶長5年（1600）の黒田入城まで、...
4 名島の檣石

　東区名島の名島神社境内の海岸に露出する珪化木である。これはカシ属の樹木の幹材が珪酸分に置き換えられてできた化石で、古第三紀漸新世前期（...
5 名島橋

名島橋は、昭和5年に着工、昭和8年に完成した道路橋である。鉄筋コンクリート造七連アーチ橋で、長さ204.1ｍ、幅25.2ｍをはかる。 7つの扁平アー...