名島橋
紹介文
名島橋は、昭和5年に着工、昭和8年に完成した道路橋である。
鉄筋コンクリート造七連アーチ橋で、長さ204.1m、幅25.2mをはかる。
7つの扁平アーチが連続する外観に、半円形の付柱とバルコニー、親柱頂部の半球など、古典的な装飾をバランス良く配置した長大で、かつ均整のとれた優美なデザインが特徴。
大正時代以降、全国で自動車交通のための道路が整備されていく中、国道2号線(現3号線)の一部として名島橋が建設された。名島に設置された水上飛行場と福岡中心部結ぶ役割も果たした。
国道の全国的な展開と、近代福岡の発展を象徴する壮大な道路橋である名島橋が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として、平成30年に国の登録有形文化財(建造物)に登録された。
名島橋登録の答申についてはコチラ
https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/163
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