東光寺剣塚古墳
紹介文
6世紀中頃に築かれた墳長75m、高さ7mの前方後円墳である。
二段築成の墳丘周囲には三重の周溝がめぐり、総長は約126mとなる。人物・馬などの形象埴輪や、円筒・朝顔形埴輪が出土している。
内部主体は後円部にある複室の横穴式石室で、玄室には石屋形と呼ばれる石棺がり、石材には阿蘇石が使用されている。江戸初期にはすでに開口しており、出土遺物は鉄刀、鉄鏃、玉類、須恵器など若干にとどまる。
福岡平野の首長墓の系列に連なる古墳である。剣塚古墳の北約50mには、墳長30m以上で、周溝を持った剣塚北古墳が確認されている。
参考動画:筑紫君磐井の乱の実像に迫る(④今宿古墳群・東光寺剣塚古墳 福岡地域編)(九州歴史資料館制作)
※令和6年現在、見学は中止されています。
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