万葉歌碑(能許)
紹介文
能古島の南端、渡船場の山手に能古博物館がある。江戸時代に御用窯であった能古窯跡があり、そこを上りつめると永福寺箱式石棺墓と隣接して万葉歌碑が立てられている。
天平八年(736)、新羅を目指した遣新羅使一行は、筑紫館(後の鴻臚館)を出発し、韓亭(別称能古の亭、現在の唐泊)に至り風待ちをした。その時に詠まれた歌を碑にしたものである。
「風吹けば 沖つ白波 恐みと 能許の亭に 数多夜ぞ寝る」巻15・3673所収。
小西春雄元福岡市長の万葉仮名による揮亳で、昭和31年建立された。
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