志賀海神社の七夕祭
紹介文
旧暦7月7日に、博多湾岸一円の漁師たちが、大漁旗をかかげ、海の守り神である志賀海神社に漁の安全と大漁を祈願して参拝する行事である。現在は8月6・7日両日に行っている。
早朝より各地から大漁旗を掲げた漁船が港に入り、漁師たちはそのままお宮に参拝する。本殿、境内の摂社・末社に参拝した後、椎の木で作られた「ことなき柴」と「志賀茶」を受ける。ことなき柴は、何事もないようにと、漁の際に葉を一枚身につけて出かけるものである。
参道の各戸には七夕飾りが行われている。以前は多くの出店もあり、2日間多いににぎわったという。
その起源は不明であるが、貝原益軒の『筑前国続風土記』にも当時の七夕祭の様子が描かれている。
「七月七日 恒例の大祭あり 此日 おちこちより もうでくる人 多くして 所々 の商人 品々のうり物を 持ちつどいて 村中市をなす」
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