文化財情報検索

志賀海神社の力石 東区

印刷する

2.上面の線刻籠字の「力石」
指 定 市指定
区 分 民俗文化財
種 別 有形民俗文化財
所 在 地 福岡市東区大字志賀島877
時 代 江戸
所 有 者 宗教法人 志賀海神社

紹介文

 本力石は志賀海神社拝殿脇に置かれている。玄武岩製の自然石で、長さ66cm、幅36cm、重量は118.2㎏である。「力石」、「芥屋町三右衛門」の銘が刻まれている。
 銘に見える芥屋町は現在の博多区奈良屋町にあり、志摩郡芥屋の漁師が仮に網屋を作ったことからこの名がついたと言われており、近世には廻船・漁業を主な生業とした町であったと考えられる。
 この力石は「芥屋」町の「三右衛門」が、海上の安全や豊漁の祈願・報賽として、あるいは力比べの祈念として奉納したものと考えられる。

その他の写真

地図

近隣の文化財

  • 1 志賀海神社 東区

    1.志賀海神社本殿
     海洋の神、底津綿津見神・仲津綿津見神・表津綿津見神の綿津見三神を祭神とし、玄界灘を望む海上交通の要衝に位置している。当地域は、海人を統...
    詳細を見る
  • 2 志賀海神社神幸行事 東区

    NoImage
     志賀海神社は綿津見(わだつみ)三神を祭り、長く海の守護神として北九州海辺の信仰を集めた古社である。神幸行事は当社最大の祭礼である。  旧...
    詳細を見る
  • 3 志賀海神社の七夕祭 東区

    1.大漁旗を掲げた漁船
     旧暦7月7日に、博多湾岸一円の漁師たちが、大漁旗をかかげ、海の守り神である志賀海神社に漁の安全と大漁を祈願して参拝する行事である。現在...
    詳細を見る
  • 4 志賀海神社歩射祭 東区

    5.射手を見守る観衆
    正月2日から15日まで行われる年頭の行事。馬に乗らずに弓を射るのでこの名がある。阿曇百足の土蜘蛛退治伝承にちなむもので、破魔の目的と年占の意...
    詳細を見る
  • 5 山ほめ祭 東区

    3.漁りの所作
     以前は旧暦2月15日、11月15日の春秋2回行われ、「狩漁の御祭」と称した。現在は春を「山誉種蒔漁猟祭」、秋を「山誉漁猟祭」と称し、4月15日と...
    詳細を見る
  • 6 細形銅剣鎔笵残欠 東区

    NoImage
     この細形銅剣鋳型は、1947年4月に大字勝馬で井戸を掘ったときに地下9尺のところで出土した。  石材は金色の微粒子をふくむ砂岩質で、表面...
    詳細を見る

近辺情報

時代別検索

エリア・マップ検索

種別検索

キーワード検索

  • クリア
  • 検索
カテゴリーの紹介
建造物
絵画
彫刻
工芸品
書跡・典籍・古文書
考古資料
歴史資料
無形文化財
無形民俗文化財
有形民俗文化財
史跡
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区
選定保存技術
埋蔵文化財
その他