香椎宮本殿
副 称 | 桁行3間 梁間3間一重 入母屋造 正面千鳥破風附 左右側面各1間車寄付属 切妻造 正面及び左右側面各 |
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指 定 | 国指定 |
区 分 | 有形文化財 |
種 別 | 建造物 |
所 在 地 | 福岡市東区香椎4丁目16-1 |
時 代 | 江戸 |
所 有 者 | 宗教法人 香椎宮 |
紹介文
養老7年(723)の創建と伝えられ、享和元年(1801)福岡藩主10代黒田長順の再建にかかるものである。この本殿は3間社であるが、正面は桁5間となっている。すなわち、梁間3間をそれぞれ外陣、内陣、内々陣に分かつが、さらにその外陣の左右には「獅子間」と呼ばれる1間が翼状に張り出し、端に車寄せを有するという珍しい平面をなしている。檜皮葺の屋根も、入母屋造に外陣両翼の切妻造が連結されていて、前面に具えた千鳥破風および1間の向拝、両側面車寄の葺下しとともに複雑にして奇抜な外観を呈し、よく近世的な神社建築の様相を示している。屋根の形式の複雑さ、左右の階段の地上から浮いていることなど、社殿造の形式が特異なところから、「香椎造」と呼ばれている。
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