福岡城祈念櫓                                             
                                    
                
            
            
            
            
                            
                 
                                    紹介文
〔 お知らせ 〕
福岡城祈念櫓は、建物が建つ石垣を修復するため、令和元年9月に解体しています。解体した櫓の柱や梁などの主要な部材は、別の場所で保管しています。
 この祈念櫓は、本丸の東北隅に鬼門封じの祈念をするために建立されたもので、棟札によると万延元年(1860)3月に起工し、同年10月に竣工したものである。
 その後、大正7年(1918)市内にある黒田家の菩提寺の崇福寺が陸軍省から払下げをうけ、末寺である大正寺住職渡辺玄外老師によって、北九州市八幡東区東台良の同寺境内に移築され、観音堂として使用されていた。
 昭和58年(1983)、同寺より福岡城の旧位置に移築され、翌年9月竣工した。
 棟を北西から東北に通し、鯱が上げられ、丸瓦に黒田家の藤巴が刻まれる。壁は1、2階とも押縁縦板張りで、のちの改築。ただし、1、2階の窓格子は白漆喰塗り仕上げで当時の様子をとどめている。1階には5畳半の茶室を付加している。
 大正初期の撮影と推定される写真によると、下見板張り、白漆喰の壁、軒先を方杖と軒桁で支える二層の櫓であり、現在復元された祈念櫓とは著しく外観が異なっている。福岡城から大正寺に移築された際に大幅な改変を受けたものと考えられる。
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