文化財情報検索

上月隈遺跡出土品(第3次調査) 博多区

印刷する

指 定 市指定
区 分 有形文化財
種 別 考古資料
所 在 地 福岡市早良区百道浜3-1-1(福岡市博物館)
時 代 弥生
所 有 者 福岡市

紹介文

平成11(1999)年の第3次調査で、甕棺墓9基、土壙墓11基などを発見した。
このうちの、7号甕棺墓からは、銅剣1口とガラス製管玉23個以上が出土。
甕棺は、弥生時代中期後半に位置づけられる。内面には部分的に赤色顔料(朱)が付着していた。残存していた人骨片から、埋葬された人物は男性であると推測されている。
銅剣は、中細形銅剣であるが、刃を付けず鋒から刳方下端にわたり,幅1cm前後の綾杉状の研ぎ分けを行うなど儀器化が進んでいるところに特徴がある。
ガラス製管玉は、鉛バリウムガラスで白色に風化しているが、元来は緑色であったと推定される。
弥生時代中期において、須玖岡本遺跡(春日市)で「奴国王墓」と見られる遺構が見つかっているが、上月隈遺跡でみつかった7号甕棺墓は、この奴国王に連なる一集団を率いた首長の所有物だったと考えられ、弥生時代の社会構造などを把握する上で重要な資料である。

その他の写真

地図

近隣の文化財

  • 1 鍍金鐘 早良区

     志賀海神社に伝来した高麗時代の梵鐘で、総高52.8cm、口径30.5cmである。龍頭・甬と鐘身は別鋳し、部分的に鍍金の痕跡が残っている。鐘身には4...
    詳細を見る
  • 2 金印 早良区

     「漢委奴国王」金印は、天明4年(1784)に志賀島(現在、福岡市東区)の叶崎(かなのさき)というところで二人持ほどの石の下から発見された。発見...
    詳細を見る
  • 3 福岡市博物館 早良区

     シーサイドももちの中央、福岡タワーを背にして建つ。平成元年のアジア太平洋博覧会ではテーマ館にもなったハーフミラー貼りの建物は、ガラスの...
    詳細を見る
  • 4 飯盛山出土瓦経 西区

    瓦経は、粘土板に経文を刻み、瓦のように焼き締めたもので、通常30㎝前後の方形である。 日本では、平安時代後期になると、経典を後世に伝えるため...
    詳細を見る
  • 5 西南学院大学博物館(ドージャー記念館) 早良区

     西南学院大学博物館(ドージャー記念館)は、大正9年(1918)に着工、大正10年(1921)に完成した。設計は、明治38年(1905)に来日し、昭和1...
    詳細を見る
  • 6 元寇防塁(西新地区) 早良区

     文永11年(l274)蒙古の襲来を受けた鎌倉幕府は、建治2年(1276)に博多湾の海岸線に石築地(いしついじ)を築いて再度の来襲に備えることに...
    詳細を見る

近辺情報

時代別検索

エリア・マップ検索

種別検索

キーワード検索

  • クリア
  • 検索
カテゴリーの紹介
建造物
絵画
彫刻
工芸品
書跡・典籍・古文書
考古資料
歴史資料
無形文化財
無形民俗文化財
有形民俗文化財
史跡
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区
選定保存技術
埋蔵文化財
その他