今宿五郎江遺跡                                             
                                    
                
            
            
            
            
                            
                 
                                    紹介文
今宿五郎江(いまじゅくごろうえ)遺跡は今津湾に面した福岡市西部の今宿平野に位置し、平野東部の扇状地と高祖(たかそ)山から延びる丘陵の先端が接する場所に立地する。
遺跡では今宿小学校を中心として、南北270m、東西200mの範囲を巡る環濠(かんごう)が発見された。環濠の北西側は途切れているが、弥生時代中期末から後期初頭に掘削され、弥生時代後期の後半までは継続したと考えらる。環濠の東側で1ヶ所陸橋(りっきょう)が確認され、集落の入り口に当たるものと考えられる。
環濠には水が流れた痕があり、水を流す機能も持っていたと考えられる。西側の調査では環濠に連結する井泉(いせん)が検出されており、井泉からあふれた水は環濠から下流に流れ込む構造になっていた。
環濠からは多量の弥生土器のほか、農耕や漁労に関わる木製品や石製品などが出土した。また、中国の銭貨,鉄製の斧や鎌など金属製品、朝鮮半島で作られた土器も出土した。
このことから、この集落は農耕や漁労を生業とする一方で、『魏志倭人伝(ぎしわじんでん) 』の登場する伊都国(いとこく)の交易に深く関わったと考えられている。
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