今宿古墳群(山の鼻1号墳)
紹介文
若八幡宮古墳の東北、今宿バイパスを隔てた丘陵上に築造された前方後円墳である。墳丘は後世の改変を受けているが、発掘調査により墳長44m、後円部径27mくびれ部の幅17m、前方部長20m、前方部幅25mの規模を持つと推定されている。後円部は三段、前方部は二段に築成され、墳丘に葺石を施すことがわかった。埴輪は認められない。後円部の埋葬主体部は削平で残らないが、残石などから竪穴式石室の可能性が高い。調査では獣帯鏡片や土師器が出土している。これらを総合的にみると古墳の築造は4世紀前半代と考えられ、今宿平野の首長墓の系譜で最古に位置づけられる。
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