文化財情報検索

木製組み合わせ式案(雀居遺跡第4次調査出土) 博多区

印刷する

指 定 市指定
区 分 有形文化財
種 別 考古資料
所 在 地 福岡市博多区井相田2丁目1番94号(福岡市埋蔵文化財センター)
時 代 弥生
所 有 者 福岡市

紹介文

雀居遺跡は、福岡空港の周辺に広がる遺跡で、平成3(1991)年の第1次調査以来、これまでに20か所以上の発掘調査が行われ、縄文時代晩期から中世にかけての幅広い時代の遺構、遺物が確認されている。
低湿地という遺跡の立地上、有機質遺物の残りが良好で、農具や容器などの生活道具から、建築部材、祭祀に関わると考えられる道具など、多種多様な木製品や漆器が出土している。
第4次調査で見つかった、「組み合わせ式案」は、溝の中で土圧によりつぶれた状態で出土した弥生時代後期後半の資料である。「案」とは 長方形の脚つきの台(いわゆる机)のこと。
天板の表面には細かな切り傷が刻まれており、何らかの切断作業をするためのものと考えられるが、組み合わせ式であることから、常時使用するものではなく、強度的にも強い力を加える作業には不向きである。具体的用途については、諸説あるものの、特定には至っていない。
他の遺跡でも、この部材が出土していたが、本資料の発見により初めてその全体像を明らかにし得た学史的にも貴重な資料である。

その他の写真

地図

近隣の文化財

  • 1 雑餉隈遺跡出土品(第15次調査) 博多区

    第15次調査では、弥生時代早期の木棺墓と考えられる遺構から、壺と有柄式磨製石剣、磨製石鏃が出土した。 土器は弥生時代早期の夜臼式に分類される...
    詳細を見る
  • 2 博多遺跡群出土品 博多区

    博多遺跡群は、博多駅の北西側、御笠川と那珂川にはさまれた範囲の遺跡で、海に面する砂丘上に立地していた。 鴻臚館(中央区城内)の廃絶後、平安...
    詳細を見る
  • 3 比恵遺跡出土品(第6次調査) 博多区

    第6次調査では、甕棺墓44基、土壙墓7基、竪穴住居9基、掘立柱建物22棟、井戸50基などが見つかっている。 このうち、弥生時代中期前半の28号甕棺墓...
    詳細を見る
  • 4 岸田遺跡出土品(第1次調査) 早良区

    岸田遺跡は、室見川中流西岸の早良区早良に所在する。 平成21(2009)年から翌年にかけて実施された第1次調査では、弥生時代前期末から後期初頭を...
    詳細を見る
  • 5 福岡市埋蔵文化財センター 博多区

    福岡市埋蔵文化財センター
     埋蔵文化財センターは市内遺跡の発掘調査によって得られた出土遺物や記録類などを整理・収蔵保管し、保存処理や調査研究を行う施設として昭和57...
    詳細を見る
  • 6 井相田C遺跡 博多区

    井相田C遺跡では、1985年に学校南側の西日本新聞社印刷工場、1986年には板付中学校敷地内の発掘調査を行い、主に奈良時代~平安時代前期(8世紀...
    詳細を見る

近辺情報

時代別検索

エリア・マップ検索

種別検索

キーワード検索

  • クリア
  • 検索
カテゴリーの紹介
建造物
絵画
彫刻
工芸品
書跡・典籍・古文書
考古資料
歴史資料
無形文化財
無形民俗文化財
有形民俗文化財
史跡
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区
選定保存技術
埋蔵文化財
その他