博多遺跡群出土品
紹介文
博多遺跡群は、博多駅の北西側、御笠川と那珂川にはさまれた範囲の遺跡で、海に面する砂丘上に立地していた。
鴻臚館(中央区城内)の廃絶後、平安時代後期の11世紀後半から江戸時代の鎖国令が出される17世紀前半まで、国内最大の貿易都市として栄えた。
出土した輸入陶磁器は、中国・朝鮮・東南アジアなどからのもので、その種類・量は豊富である。また、日本各地の陶器や土器のほか、漆器や木製品、金属製品、ガラス製品など多岐にわたる遺物が出土した。
博多遺跡群の発掘調査で出土した資料のうち、2138点が、「古代末から中世のわが国における貿易の広がりや、技術・製品の電波と交流の実態を明らかにするとともに、港湾都市・商業都市における生活実態を具体的に示す資料として貴重である」として、国の重要文化財に指定されている。
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3 木製組み合わせ式案(雀居遺跡第4次調査出土)
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