『漢委奴国王』金印
第2の画期は紀元1世紀で、江戸時代に東区志賀島から発見された「漢委奴国王」金印がその象徴といえます。紀元前108年、中国前漢の武帝は朝鮮半島北部に楽浪郡ほか3郡を設置しますが、これを境に北部九州のクニグニが競って楽浪郡に貢物をするようになりました。貢物の代わりに前漢鏡や鉄製武器などを手に入れ、これらの品物は有力者の墓に副葬されています。
第2の画期は紀元1世紀で、江戸時代に東区志賀島から発見された「漢委奴国王」金印がその象徴といえます。紀元前108年、中国前漢の武帝は朝鮮半島北部に楽浪郡ほか3郡を設置しますが、これを境に北部九州のクニグニが競って楽浪郡に貢物をするようになりました。貢物の代わりに前漢鏡や鉄製武器などを手に入れ、これらの品物は有力者の墓に副葬されています。